銀行口座が凍結されて、一番不安だった瞬間
2026.04.30更新
父が亡くなって数日後、葬儀費用や当面の生活費を準備するため、母と一緒に銀行のATMへ向かいました。ところが、いつも通り操作したはずの画面で現金は出てきません。窓口で確認すると、淡々とこう言われました。
「口座は凍結されています」
預金は確かにある。それなのに、一切お金を引き出すことができない。ATMの前で突き付けられた「預金はあるのに使えない」という現実。この瞬間が、私にとって相続の中で一番不安で、つらい出来事でした。
当時の私は、行政書士でもなく、相続に関する専門知識もありませんでした。
身内が亡くなった直後で、気持ちの整理もついていない中、「相続」という言葉の重さだけが急に現実味を帯びてきたのです。ATMの前で口座凍結を知った瞬間、次のような感情が一気に押し寄せてきました。
- 亡くなった直後で、精神的な余裕がまったくない
- 「今すぐ必要なお金なのに」という強い焦り
- 預金はあるのに使えないことへの憤り
- 「この先どうなるんだろう」「誰に聞けばいいのか分からない」という混乱
- 周囲に聞いても、はっきりした答えが返ってこないもどかしさ
相続の手続きは、後から考えれば理屈があります。
しかしこのとき必要だったのは、法律知識よりも「今、何が起きていて、次にどうすればいいのか」を説明してくれる人でした。
今振り返って思うこと~手続き以前に必要だった「全体の整理」~
後になって分かったことですが、銀行口座の凍結解除ひとつを取っても、
- 相続に関する法律のルール
- 金融機関ごとの実務対応
- 相続人間の話し合い
これらが複雑に絡み合っています。
しかし、当時の私は、何から手を付ければよいのか分からないまま、「お金が動かせない不安」から始まり、気づけば戸籍収集や書類対応など、想像以上に細かく、精神的にも負担の大きい“作業地獄”に入っていきました。
今になって一番強く思うのは、「最初に全体像を整理してくれる相談先があれば、ここまで不安にならずに済んだのではないか」ということです。
相続で途方に暮れている方の「最初の相談先」として
この経験があったからこそ、私は行政書士の資格を取得し、開業しました。
昔の私と同じように、
- 身内が亡くなったばかりで、銀行口座が使えず困っている
- 専門家に相談したいが、誰に相談すればいいか分からない
- 弁護士に相談するほど大ごとなのか判断できない
そんな方が、**自然に頼れる「最初の相談先」**になりたいと考えています。
当事務所では、相続に直面したばかりの段階で、いきなり高額な手続きを勧めることはしていません。まずは、次のような「初動整理」のサポートのみを行っています。
- 現状の丁寧なヒアリング
- 銀行対応や相続手続き全体の整理
- 他の専門家(税理士・司法書士等)が必要かどうかの切り分け
- 次にやるべきことの道筋を一緒に確認
「手続きが細かくて大変そう」
「自分だけではもう無理かもしれない」
そう感じる前に、一度ご相談ください。相続で同じ不安を経験したことのある行政書士として、あなたの気持ちに寄り添いながら、次に進むための整理をお手伝いします。
何からすべきか一緒に整理しましょう