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こんにちは、IT企業の特許部門に勤める よしを です。
知財検定の受検を決めたものの、「次の試験はいつなのか」「学科と実技はそれぞれ何分なのか」「CBTってどの会場でも受けられるのか」といった、日程まわりの基本情報がバラバラで把握しづらいと感じたことはありませんか。私自身、部門のメンバーから申込のたびに同じような質問を受けてきました。今回は、知財検定の試験日程・試験時間・CBT会場・申込期限を、実際の運用に即してまとめてお伝えします。
- 本記事を読んでわかるポイント
- ・直近の試験日程と結果通知日の目安
・3級・2級・1級それぞれの試験時間
・紙試験とCBT方式で異なる会場の仕組み
・申込期限から逆算した学習計画の立て方
知財検定の年間スケジュールの全体像
知財検定は年に何度も実施される試験ではなく、決まった回数だけ開催されます。まずはこの全体のリズムをつかんでおくと、申込タイミングを逃さずに済みます。
参考サイト: 知的財産管理技能検定 公式サイト「試験日程」
原則年3回実施される検定
知財検定は原則として年3回実施されています。この記事の執筆時点である2026年9月2日では、第54回が2026年7月12日に実施済みで、第55回が2026年11月15日、第56回が2027年3月7日に予定されています。3級・2級は毎回学科・実技ともに実施されますが、1級は事情が異なるため、次の項目で詳しく触れます。
1級は専門区分ごとの実施順が決まっている
1級には特許専門業務・コンテンツ専門業務・ブランド専門業務の3区分がありますが、1回の検定ですべての区分の学科・実技がそろって実施されるわけではありません。第54回はコンテンツ学科とブランド実技、第55回は特許学科とコンテンツ実技、第56回はブランド学科と特許実技、という形でローテーションが組まれています。
1級を目指す方は、自分が受けたい専門区分の学科・実技がいつ実施されるのかを、回ごとに必ず公式サイトで確認してください。「年3回だからいつでも受けられる」わけではありません。
直近の試験日程と結果通知日
受検を計画するうえで欠かせないのが、試験日そのものと、結果がいつわかるのかという2つの日付です。
例:第55回と第56回の試験日
例えば、第55回は2026年11月15日、第56回は2027年3月7日に実施される予定です(2026年9月時点で)。2・3級はどちらの回も学科・実技の両方が実施されます。試験の出題範囲にかかわる法令基準日は、原則として試験日の6か月前の月の1日現在で施行されている法令等が基準になります。第55回は2026年5月1日、第56回は2026年9月1日が法令基準日にあたるため、教材や過去問を使う際はこの基準日を意識しておくと安心です。
結果通知はマイページで正午に公開
結果通知日は、第55回が2026年12月24日正午、第56回が2027年4月19日正午とされています。Web申込者は、この時刻にマイページで合否を確認する形になります。学科・実技の両方に合格した方には、後日「合否通知書」と「合格証書」が郵送されますが、一部合格者や不合格者については、Web申込であれば原則マイページでの確認のみとなっている点も押さえておきましょう。
学科と実技の試験時間の違い
級によって問題数も試験時間も大きく異なります。当日の時間配分をイメージするためにも、事前に確認しておきたいポイントです。
3級と2級の試験時間
3級は学科・実技ともに30問・45分で、合格基準はいずれも70%以上です。2級は学科・実技ともに40問・60分で、合格基準は80%以上とやや高めに設定されています。2級は3級に比べて問題数も試験時間も増える分、時間配分を意識した練習をしておくと当日落ち着いて取り組めます。
1級学科と実技の試験時間
1級学科は45問・100分で、合格基準は80%以上です。1級実技は5問・約30分と問題数は少ないものの、筆記に加えて口頭試問が課される点が2・3級と大きく異なります。合格基準は60%以上とされていますが、口頭でのやり取りが加わる分、単純な暗記だけでは対応しきれない試験だといえます。
申込期間と手続きの流れ
試験日が決まっていても、申込期限を過ぎてしまえばその回は受検できません。方式ごとの受付期間の違いも含めて確認しておきましょう。
紙方式とCBT方式で異なる受付期間
例えば、第55回の個人申込では、紙方式の受付期間が2026年6月19日から10月6日までとされています。第56回では、紙方式が2026年10月21日から2027年1月25日まで、CBT方式が2026年12月1日から2027年1月25日までと案内されています。
参考サイト: 知的財産管理技能検定 公式サイト
検定回や方式によって受付開始日が違うため、「年3回実施されているからいつでも同じ感覚で申し込める」わけではありません。受検を決めたら、まず該当回の受付期間を公式サイトで確認する習慣をつけてください。
個人Web申込の基本的な流れ
個人でWeb申込をする場合の大まかな流れは、受検資格の確認、マイページの作成、本人確認書類の準備、級・学科実技・受検地区の入力、CBTを選ぶ場合はテストセンターの座席予約、受検手数料の支払い、本人確認書類のアップロード、申込完了の確認、という順序になります。紙試験では受検票を取得・印刷し、CBTでは申込完了メールで日時と会場を確認する流れです。事前にこの流れを知っておくと、申込期限ぎりぎりで慌てずに済みます。
会場とCBTテストセンターの選び方
紙試験とCBTでは、会場の決まり方そのものが違います。この違いを理解しておくと、当日の準備もスムーズになります。
紙試験は地区選択のみで会場非公開
紙方式では、申込時に「地区」までは選べますが、具体的な会場となる学校や施設までは指定できません。会場は受検者数などをもとに後から決定され、受検票で通知される仕組みです。第55回の紙試験予定地区としては、北海道、宮城、茨城、栃木、千葉、東京、神奈川、新潟、山梨、長野、富山、静岡、愛知、京都、大阪、兵庫、岡山、広島、香川、福岡、沖縄などが挙げられています。
CBTはテストセンターを自分で予約
CBT方式では、予約可能なテストセンターの中から受検者本人が会場を選び、座席を確保します。人気のあるテストセンターは満席になることもあるため、CBTを選ぶ場合は早めに予約を済ませておくと安心です。CBTは原則として、紙方式を実施しない地区を中心に展開されているため、近くに紙試験の会場がない方にとっては受検機会を広げる選択肢になります。
受検料と支払い方法
受検を計画するうえで、費用面もあわせて確認しておきたいポイントです。
級ごとの受検料一覧
受検料は、3級が学科・実技それぞれ6,100円で両方受ける場合は12,200円、2級が学科・実技それぞれ8,200円で両方受ける場合は16,400円です。1級は学科8,900円、実技23,000円で、両方受ける場合は31,900円となります。
Web申込の事務手数料
個人Web申込では、クレジットカード、コンビニ店頭、銀行ATM(Pay-easy)で受検料を支払えます。あわせて事務手数料が発生し、受検手数料が10,000円未満であれば360円、10,000円以上であれば420円が目安として案内されています。1級のように受検料が高くなる場合は、事務手数料の区分にも注意しておくとよいでしょう。
申込期限が迫っているときの学習計画
日程や申込方法を確認できたら、あとは残りの期間でどう学習を組み立てるかが本題になります。
残り期間から逆算して優先順位を決める
試験日と結果通知日が決まっている以上、学習計画は必ず逆算で組むのが基本です。残り期間が十分にある場合は、テキストを一通り読んでから問題演習に進むオーソドックスな流れで問題ありません。一方で、申込を済ませた時点で残り期間が短いと感じている方は、教材を新しく買い足すよりも、出題範囲の優先順位を絞り込むほうが効果的です。
参考記事: 知的財産管理技能検定3級の勉強方法とおすすめ教材・講座ガイド
学習順序が決まった講座を活用する
独学で計画を立てるのが難しい、あるいは残り期間が短くて何から手をつければよいかわからないという方には、スタディングの知的財産管理技能検定講座のように、動画・Webテキスト・問題演習があらかじめ順序立てて用意されているオンライン講座を活用するのも一つの方法です。学習順序で迷う時間を減らせる分、限られた期間でも出題範囲を一通り押さえやすくなります。もちろん、公式テキストと最新版の市販問題集を使って自分のペースで進める方法も十分に有効です。
参考記事: 知財検定と基本情報をスタディングのオンライン講座で勉強する方法
ワンポイントアドバイス
部門の若手からよく相談されるのが、「申込は済ませたけれど、何から手をつけていいかわからない」という声です。そういうときはまず、直近の過去問を1回分だけ解いてもらい、今の実力と本試験のレベルの差を把握してから、残り期間の使い方を一緒に決めるようにしています。ゴールから逆算する感覚をつかめると、学習の迷いはぐっと減りますよ。
知財検定の日程・試験時間に関するよくある質問(FAQ)
Q1. 知財検定は年に何回実施されますか?
A. 原則として年3回実施されています。ただし1級は専門区分ごとに実施される回が決まっており、毎回すべての区分の学科・実技がそろうわけではありません。自分が受けたい専門区分の実施回は、必ず公式サイトで確認してください。
Q2. 学科と実技の試験時間はどのくらいですか?
A. 3級は学科・実技ともに30問45分、2級は学科・実技ともに40問60分です。1級は学科が45問100分、実技が5問約30分で、実技には筆記に加えて口頭試問が課されます。級が上がるほど、時間配分への慣れも重要になってきます。
Q3. CBT方式はどの会場でも受けられますか?
A. CBTは、予約可能なテストセンターの中から受検者本人が会場を選んで座席を確保する方式です。原則として紙方式を実施しない地区を中心に展開されており、人気のあるテストセンターは満席になることもあるため、早めの予約をおすすめします。なおCBTの対象は2級・3級で、1級は対象外です。
Q4. 申込期限はいつまでですか?
A. 申込期限は検定回や方式によって異なります。たとえば第56回では、紙方式が2026年10月21日から2027年1月25日まで、CBT方式が2026年12月1日から2027年1月25日までとされています。受検を決めたら、まず該当回の受付期間を公式サイトで確認してください。
Q5. 結果はいつ、どうやって確認できますか?
A. Web申込者は、結果通知日の正午にマイページで合否を確認します。学科・実技の両方に合格した方には、後日「合否通知書」と「合格証書」が郵送されます。一部合格や不合格の場合は、Web申込であれば原則マイページでの確認のみとなる点も知っておくとよいでしょう。
まとめ
知財検定の日程は、原則年3回という大きな枠組みの中に、級や方式ごとに細かい違いが積み重なっている試験です。1級は専門区分ごとの実施順、2・3級は紙とCBTという方式の違い、そして級によって異なる試験時間と合格基準。これらを一つずつ確認しておくことが、当日を迎えるまでの安心材料になります。
まずは自分が受けたい級・専門区分の直近の試験日と申込期限を公式サイトで確認し、そこから逆算して学習計画を立ててみてください。残り期間が短いと感じたときほど、教材を増やすことよりも、優先順位を絞り込むことを意識すると、無理なく合格ラインに近づけるはずです。