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知的財産管理技能検定の勉強が順調に進んできたところで、企業の知的財産部門などの転職先を探すこともそろそろ考え始めることでしょう。
転職先を探す方法としては、大きく2種類、「転職サイト」を利用する方法と、「転職エージェント」を利用する方法とがあります。
知的財産管理技能士の資格を活用して企業の知的財産部門へ転職するには、転職サイトと転職エージェントのどちらを使うべきでしょうか?
おすすめの方法としては、転職サイトか転職エージェントかのどちらか一方のみ利用するのではなく、最初は転職サイトの利用から初めて、知的財産管理技能士の資格を取得できて転職の準備ができた時点で、転職エージェントへ切り替えるという、転職サイトと転職エージェントとを併用する方法となります。以下、詳しく説明していくことにします。
「転職サイト」と「転職エージェント」について
まず、「転職サイト」と「転職エージェント」について、それぞれ簡単に説明します。
「転職サイト」とは
転職サイトとは、その名の通り、転職のための情報を提供するWEBサイトによるサービスのことです。転職サイトのデータベース上には多くの求人が掲載されており、ユーザーは、職種、年収、勤務地などの希望条件を入力して求人情報を検索することができるようになっています。通常、ユーザーによるサイトの利用料は無料です。
無料で手軽に利用できるため、転職活動をする人のほとんどが、最初に転職サイトの利用から始めるとされています。
転職サイトとして有名どころでは、「リクナビNEXT」、「マイナビ転職」、「doda」、「エン転職」などがあります。
「転職エージェント」とは
転職エージェントとは、転職活動をしている人の転職活動を、キャリアコンサルタントという担当者がついて、無料でサポートしてくれるサービスのことです。
転職エージェントでは、まずキャリアコンサルタントが面談をしてくれます。面談では「どんな企業に入りたいのか?」といった希望条件や、「どんな仕事ができるのか?」というスキル等を確認してくれます。そのうえで、転職者にマッチした求人を紹介し、面接の日程調整、面接の対策、給料や入社日などの条件交渉なども代わりにやってくれるという手厚いサービスが特徴です。
転職エージェントとして有名どころでは、「リクルートエージェント」、「マイナビエージェント」、「doda」、「type」、「パソナ」などがあります。
「転職サイト」と「転職エージェント」の賢い利用方法
「転職サイト」と「転職エージェント」それぞれの特徴を理解したうえで、知的財産管理技能士の資格を活かした「転職サイト」と「転職エージェント」の賢い利用方法について解説することにします。
最初は「転職サイト」の利用からスタート
転職サイトは、基本的には自分で転職サイトを見て、転職活動をすべて自分で進めることになります。キャリアコンサルタントとの面談や打合せ等をしなくてよく、自分のペースで転職活動を進めることができるのがメリットです。
例えば、知的財産管理技能検定の勉強の進捗状況から、1年先や半年先を見据えて転職したいと考える人も多いことでしょう。こういう場合には、キャリアコンサルタントに転職を急かされることもなく、終始自分のペースで転職活動を進めることができる転職サイトの利用が適していると言えます。
従って、知的財産管理技能検定の勉強を始めて、少なくとも合格するまでの間は、情報収集として転職サイトを利用するのがおすすめとなります。

転職の準備が出来たら「転職エージェント」に切り替える
転職エージェントの場合は、転職活動のすべてのフェーズをキャリアコンサルタントによりサポートしてもらうことになります。
キャリアコンサルタントと面談や打合せ等を行って、希望にマッチする求人を探してもらうとともに、選考に通過しやすい履歴書や職務経歴書を一緒に考えてもらったり、その企業の面接で聞かれやすい質問への回答を予め考えてくれたり、給与や入社日などの交渉を代わりに行ってくれたりと、手厚いサポートを受けることができるのがメリットです。
このように、転職エージェントを利用すると希望に近い企業に内定しやすくなるというメリットがありますので、最初は転職サイトの利用だけで始めていたとしても、知的財産管理技能士の資格を取得できて転職の準備ができた時点で、転職エージェントへ切り替えるという方法がおすすめとなります。

最初から「転職エージェント」を利用するのがダメな理由
転職エージェントを利用すると希望に近い企業に内定しやすくなるというメリットがあるので、もしかすると、知的財産管理技能検定に合格する前から転職エージェントを利用してもよさそうに思うかもしれません。
しかし、早い段階で転職エージェントを利用すると、キャリアコンサルタントにより知的財産管理技能検定に合格していない状態で自分の市場価値や適性が評価されてしまい、希望にあった求人を紹介してもらえない可能性があります。
更には、必ずしも希望にあった求人でないにもかかわらず、キャリアコンサルタントにより、応募・選考などがどんどん進められてしまう可能性もありますので、少なくとも知的財産管理技能検定に合格する前は転職エージェントを利用しないほうがいいでしょう。

「転職サイト」と「転職エージェント」の求人情報の違いについて
転職サイトでは、求人情報を掲載する期間に応じて企業側に課金する掲載課金モデルをとっているものが多く、企業側としてはコストの関係で求人情報を長期間掲載することを避ける傾向にあります。
従って、転職サイトに掲載される求人は、未経験求人やスキルや経験が浅いスタッフなど、採用難易度の低い求人が多く掲載される傾向があるようです。
従って、知的財産に関する業務経験無しで企業の知的財産部門への転職を考えている場合には、転職サイトを利用すれば比較的有効な情報収集ができるものと考えます。
しかし、だからと言って知的財産管理技能検定に合格した後も、転職サイトだけを利用し続けるのは得策とは言えません。
転職エージェントでは非公開求人を多数保有しています。ライバル企業に戦略がバレることを避けたり、企業側が応募者への対応に手間をかけたくないという理由で、取引のある転職エージェントにだけ求人情報を公開して採用を行うことが多々あります。
このような非公開求人は、転職エージェントに登録しなければ紹介してもらえませんので、転職サイトの利用だけでは、希望する転職の可能性を狭めてしまっているとも言えます。
ですので、知的財産に関する業務経験無しで企業の知的財産部門への転職を未経験で応募するといった場合でも、転職の可能性を広げるのであれば、知的財産管理技能士の資格を取得できて転職の準備ができた時点で、転職エージェントへ切り替える方法、つまり、転職サイトだけでなく転職エージェントも併用するほうがよいと言えます。

まとめ
以上のとおり、企業の知的財産部門へ転職するにあたっての、転職サイトと転職エージェントの利用方法については、転職サイトか転職エージェントかのどちらか一方のみ利用するのではなく、最初は転職サイトを利用して求人に関する情報収集を行い、知的財産管理技能士の資格を取得できて転職の準備ができた時点で、転職エージェントへ切り替えて、本格的な転職活動を進める方法がおすすめです。
おすすめ転職サイト
→ 「リクナビNEXT」、「doda」、「マイナビ転職」など
転職サイトと転職エージェントの両方探して両方登録、というのは意外と手間と時間がかかるので、1つのサービスで完結できるほうがいいかもしれません。「doda」は転職サイトと転職エージェントの両方のサービスを持っているので、手間と時間を省きたい人にはおすすめです。
おすすめ転職エージェント → 「リクルートエージェント」、「doda」、「マイナビエージェント」など
転職エージェントの活用の仕方については、別の記事もご参考にしてください。