【保存版】相続手続きで迷わないための『公的機関・公式サイト』全リスト
2026.01.31投稿
相続の手続きは、一生のうちに何度も経験するものではありません。いざその時を迎えると、「何から手を付ければいいのか」「ネットの情報はどれを信じればいいのか」と不安になる方も多いでしょう。特に相続は、法律や税金が複雑に絡み合うため、正確な一次情報(公的機関の発信)を確認することが何より重要です。本記事では、行政書士として多くの相談を受けてきた筆者が、相続手続きにおいて必ず役立つ「信頼できる公式サイト」を厳選してまとめました。
このページをブックマークしておけば、迷った時の「公式辞書」として活用いただけます。
1. 相続のルールと法律を正しく知るための窓口
相続の基本的なルール(民法)や、不動産の名義変更(相続登記)に関する情報を発信している機関です。2024年からの相続登記義務化など、最新の法改正情報もここで確認できます。
1-1. 法務省|遺言・相続登記の基本ルール
サイトの役割と活用方法
法務省は、日本の法律の根幹を司る機関です。相続においては「遺言書の種類」や「法改正による新しい制度」の周知を行っています。特に最近注目されている「自筆証書遺言書保管制度」などの詳細は、まずここをチェックすべきです。
【外部リンク】: 法務省 公式サイト
1-2. 法務局|実際の登記・供託手続きの実行機関
サイトの役割と活用方法
法務局は、法務省の地方出先機関であり、実際に不動産の名義変更(相続登記)や、戸籍謄本の収集に必要な「法定相続情報証明制度」の手続きを行う場所です。各地域の法務局の所在地や、申請書のダウンロードページが非常に充実しています。
【外部リンク】: 法務局 公式サイト
1-3. 裁判所|相続放棄や遺産分割調停の場
サイトの役割と活用方法
親に借金があった場合の「相続放棄」や、親族間で話し合いがまとまらない場合の「遺産分割調停」などの手続きを管轄しています。申立てに必要な書類の書き方や、全国の家庭裁判所の案内が掲載されています。
【外部リンク】: 裁判所 公式サイト
2. 相続税の申告と納税に関する窓口
お金(税金)に関することは、もっともミスが許されない分野です。噂や個人のブログ記事ではなく、必ず国税庁の指針を確認しましょう。
2-1. 国税庁|相続税の計算・申告・最新税率
サイトの役割と活用方法
相続税が発生するかどうかの判定基準や、控除額の計算方法、申告書の書き方まで網羅されています。特に「相続税の申告要否判定コーナー」というシミュレーション機能は、一般の方でも使いやすく設計されており、非常におすすめです。
【外部リンク】: 国税庁 公式サイト
3. 各分野の専門家(士業)の公式団体
「誰に相談すればいいのか?」と迷ったときは、その資格者が所属している全国組織(連合会)のサイトを見るのが近道です。それぞれの資格者ができることの違いも明確になります。
3-1. 日本行政書士会連合会|身近な街の法律家
サイトの役割と活用方法
行政書士は、遺産分割協議書の作成や、戸籍収集による相続人調査の専門家です。全国の行政書士の検索ができるほか、相続に関する無料相談会の案内なども掲載されています。
【外部リンク】: 日本行政書士会連合会 公式サイト
3-2. 日本税理士会連合会|税務申告のスペシャリスト
サイトの役割と活用方法
相続税の申告が必要な場合、代理で税務署に書類を提出できるのは税理士だけです。相続税に強い税理士を探すための情報や、税理士制度についての解説があります。
【外部リンク】: 日本税理士会連合会 公式サイト
3-3. 日本司法書士会連合会|登記のプロフェッショナル
サイトの役割と活用方法
不動産の相続登記を代理で行う専門家です。法務局への申請を依頼したい場合に、地域の司法書士を探すヒントが得られます。
【外部リンク】: 日本司法書士会連合会 公式サイト
3-4. 日本弁護士連合会|紛争・トラブル解決の総本山
サイトの役割と活用方法
親族間でトラブルになり、裁判(調停・審判)が必要になった場合の代理人は弁護士の領域です。法律相談センターの案内などが掲載されています。
【外部リンク】: 日本弁護士連合会 公式サイト
4. 老後生活・介護・消費者トラブルの相談窓口
相続は亡くなった後だけの問題ではありません。生前の施設選びや、終活にまつわる契約トラブルの防止も重要です。
4-1. 厚生労働省|介護保険・老人ホーム関連の情報
サイトの役割と活用方法
介護保険制度の仕組みや、老人ホームの選び方の基準など、公的な指針が掲載されています。終活における「ケア」の側面を支える一次情報源です。
【外部リンク】: 厚生労働省 公式サイト
4-2. 国民生活センター|終活・相続のトラブル事例
サイトの役割と活用方法
「高額な墓石を契約させられた」「遺品整理業者とのトラブル」など、終活・相続にまつわる消費者被害の事例と対策が公開されています。注意喚起として非常に有用なサイトです。
【外部リンク】: 独立行政法人 国民生活センター 公式サイト
まとめ:正しい情報を得ることが、円満相続の第一歩です
相続の手続きは多岐にわたり、一つ一つを自分で調べるのは大変な労力がかかります。しかし、今回ご紹介したような「公式サイト」の情報を軸に据えることで、大きな失敗やトラブルを未然に防ぐことができます。
もし、「自分のケースではどうすればいいのか?」「公的機関に相談する前に、まずは全体像を整理したい」とお悩みでしたら、行政書士などの身近な専門家にご相談ください。相続を専門とする行政書士は、複雑な戸籍収集から遺産分割協議書の作成まで、あなたの負担を最小限にするサポートを行っております。